あなたもこんな風に考えたことがあるんじゃないですか?
僕も高校生の時には休憩することなく長時間勉強することが、1番効率のいい勉強法だと思っていました。
休憩する時間があるなら勉強した方が効率がいいという考え方ですね。
また、一回休憩するとなかなか勉強に戻ってくることができなかった経験もあります。
中学生の時は5分勉強したら30分休憩するような生活を1時期送っていました。
もはや勉強してないのと同じですよね。
- 休憩を取らずに勉強する
- 休憩時間が長い
これらはどちらも問題です。
適切な休憩をとることであなたの勉強の効率は爆上がりします。
そこで今回の記事では現役塾講師の僕が
勉強の効率が爆上がりする休憩法をお教えします!
休憩法をマスターすることであなたの勉強は大きく変わりますよ。
この記事のポイントは次の通りです。
- 人間の集中には限界がある
- 良質な休憩をとることが重要
- 良質な休憩のための条件は3つ
人間の集中には限界がある
人間は無限に集中できるわけではありません。
一般的に、人間の集中は1時間程度で限界を迎えます。
それ以降はどんなに頑張っても集中することはできません。
学校の授業時間が50分程度で、授業後には10分の休憩時間があるのもそのためです。
僕が「超簡単!勉強するときにいつでもどこでも一瞬で集中する方法」で紹介している集中する方法は一瞬で長時間集中できる方法です。
ですが、この方法で集中してもその持続時間には限度があります。
1日中集中し続けることはできませんし、休憩なしで集中できるわけでもありません。
確実に1時間程度で集中の限界がやってきます。
なので、休憩なしで勉強を続けることは効率的とは言えません。
良質な休憩が重要
休憩の後に再び集中できるようになるためには、良質な休憩を行うことが重要です。
良質な休憩が勉強の効率を左右すると言っても過言ではありません。
成績がいい人、難関大学に合格するような人は必ず良質な休憩を意識しています。
多くの場合はかなりの量の勉強をしている人が多いですが、その裏には必ず良質な休憩があります。
良質な休憩の支えがあるからこそ1日10時間の勉強を毎日続けることができるのです。
良質な休憩の条件
では、良質な休憩の条件とは一体何でしょうか?
良質な休憩の条件は3つだけです。
- 自分の集中が途切れたタイミングで休憩する
- 休憩の時間が決まっている
- 自分のコンディションを整える
この3つの条件を満たすことであなたの休憩は良質なものに変わります。
どれか1つでも欠ければ良質な休憩とは言い切れません。
ですが、この3つの条件は非常に簡単に満たすことができます。
これからそれぞれの条件について説明していきます。
1.自分の集中が途切れたタイミングで休憩する
集中が続いている状態で休憩に入ると、休憩後にもう1度集中することが難しくなります。
集中は自分で切ってしまうとそのあとの集中の度合いが大きく下がってしまいます。
勉強に対するテンションが下がってしまうと言ってもいいでしょう。
なので、無理に休憩に入る必要は全くありません。
休憩する時間をあらかじめ決めておいてもいいですが、必ず守らなければならないわけではありません。
決めた時間よりも先に集中が切れてしまえば、そのタイミングで休憩してもいいでしょう。
集中が続いていて、もっとできそうなのであれば、その集中が切れるまで勉強すればいいのです。
僕も普段勉強するときも集中が切れたタイミングでしか休憩しません。
僕は集中が続いている状態で休憩を取ってしまうと、そのあと全く集中できなくなってしまうからです。
休憩後の勉強の効率は非常にひどいものになってしまいます。
ですが、集中が切れたタイミングで休憩することで、休憩後にスムーズに集中した状態に入ることができます。
この休憩の取り方をすることで勉強の効率はほとんど落ちません。
休憩の前後で勉強のクオリティを変えることなく勉強することができます。
なので、休憩をとるタイミングは自分の集中が途切れたときです。
2.休憩の時間が決まっている
休憩の時間を決め、スムーズに勉強に戻ることが重要です。
休憩する時間を決めずに休憩すると、ダラダラと休憩してしまい、いつまでたっても勉強に戻ることができません。
そうなってしまうと、もはや休憩時間の方が長くなってしまい、勉強をしているのか、ダラダラしているのかが分からなくなってしまいます。
なので、休憩する時間はきっちりと決めてスムーズに勉強に戻れるようにしておきましょう。
僕的には休憩する時間は、1時間勉強したなら、10分の休憩が適切です。
10分以下になると脳の疲れが取れません。
また、10分以上になると勉強に戻ってこれなくなります。
そして、休憩時間を延長しないことも重要です。
なので、10分経ったことがすぐに分かるようにしておきましょう。
具体的には
- タイマーを10分にセットしておく
- 音楽を10分間かける(3曲から4曲ぐらい)
といったことをすれば大丈夫です。
時計だけで管理しようとすると必ず時間が伸びてしまいます。
なので、10分経ったことがすぐに分かるようにしておきましょう。
3.自分のコンディションを整える
良質な休憩にするためにやることは自分のコンディションを整えることです。
勉強をしていると人間誰でもコンディションが崩れてきます。
集中できるコンディションを休憩の度に整えることで、休憩後もちゃんと集中できるようになります。
勉強中のコンディションの変化としては
- のどが渇く
- 眠気を感じる
- 長時間座っているので腰が痛くなる
- 脳が疲労する
などがあります。
これらが休憩中に解消できなければ休憩後に集中することは難しいです。
なので、これらを解消するためには
- 水分補給をする
- 仮眠をとる
- 軽いストレッチする
- チョコなどで糖分を取る
といった感じのことをすれば良いですよね。
こうやってコンディションを整えることを休憩中にすべきです。
逆に、スマホやゲームなどは休憩中にやるべきではないですね。
ゲームなどは脳を使う上になかなかやめることができません。
結果的に、勉強によって崩れたコンディションを整えることはできず、休憩時間も守れないため、良質な休憩には繋がりません。
スマホを触るよりも自分のコンディションを整える
これを休憩中は意識してください。
良質な休憩の具体例
僕が実際にやっている良質な休憩の具体例を紹介します。
良質な休憩の条件を振り返ってみます。
- 自分の集中が途切れたタイミングで休憩する
- 休憩の時間が決まっている
- 自分のコンディションを整える
この3つでした。
この3つの条件を踏まえて休憩すると次のようになります。
- まずは自分の集中が途切れるまで1時間ガンガン勉強します。(条件1)
- 休憩の最初にタイマーを10分でセットします。(条件2)
- そのあとキッチンまで歩き、水分補給とチョコを食べます。(条件3)
- 残りの時間で伸びや腰をひねってストレッチをします。(条件3)
- タイマーがなればすぐに勉強を再開します(条件2)
僕はこんな感じで普段休憩と勉強をしています。
条件2を満たすことは簡単なので、条件3の自分のコンディションを整えることに力を入れています。
この休憩をすることで、1日10時間の勉強を続けることも簡単です。
まとめ
この記事のポイントは次の通りです。
- 人間の集中には限界がある
- 良質な休憩をとることが重要
- 良質な休憩のための条件は3つ
休憩を制する者が勉強を制すると言っても過言じゃないです。
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