受験へのモチベーションが維持できず、勉強が進まない・・・
受験生になるけど、1年間もどうやってモチベーションを維持すればいいんだろう?
あなたはこんな風に考えてはいませんか?
僕も高3になる春休みの時期には同じことを考えていました。
受験まであと1年。
どうやってモチベーションを維持していこうか悩んでしました。
そんな時に当時通っていた塾の先生から言われた一言がきっかけで、受験の1年間のモチベーションを維持することができました。
そこで今回の記事では、現役国公立大学理学部に所属している僕が実践していた、受験生のモチベーションを自動的に維持し、上げる方法をお教えします。
僕がお教えする方法をあなたも実践することで、1年間変わることなくモチベーションを自動的に維持し、勉強を続けることができますよ。
結論を先に言ってしまうと、必要なのは発想の逆転ですね。
発想を逆転させてしまえば、自動的にモチベーションを維持できますよ。
そのためのポイントとしては次の通りです。
- モチベーションを維持できれば最強の武器になる
- 毎日勉強することでモチベーションを自動的に維持する
- 毎日自習室に行く、友達と勝負する、毎日授業を受ける、この3つで毎日勉強できる
自動的にモチベーションを維持できるようになっちゃおう!
モチベーションの維持は難しいが武器になる
そもそもの話として、モチベーションは変動するものです。
自分が好きなゲームをプレイするときや、真剣に取り組んでいる部活動に対するモチベーションですら、日によって変化します。
常に同じモチベーションで取り組むのは不可能と言ってもいいかもしれません。
受験勉強に対するモチベーションであればなおさらです。
- 模試の成績が下がればモチベーションが下がり
- オープンキャンパスにいけばモチベーションが上がり
- 推薦組が合格を決めるのを見てモチベーションが下がる
こんな風に1年間、ひどいときは1か月の間でモチベーションが激しく変動します。
グラフにすると次のような形になりますね。
5月や8月の模試でモチベーションが下がり、11月ぐらいの秋の模試でうまくいくとモチベーションが上がる。
これは一例ではありますが、こういうモチベーションの変化は受験生にはよくあります。
実際、僕の通っていた塾では、受験が終わるとモチベーションの変化のグラフを描かされるのすが、モチベーションが激しく変化している友達が多かったですね。
多くの場合変化の理由は、
- 模試の成績が悪かった
- 志望校を変更することになった
などでした。
ところが、さっきのグラフに僕のモチベーションの変動を加えると次の様な感じになります。
赤が僕のモチベーションのグラフ、黒が先ほどと同様一般的な受験生のモチベーションです。
見て分かる通り、僕の方はほとんど変化していないんですよね。
1年間振り返ってみるとほぼ一定です。
最高値こそ負けている部分がありますが、平均では圧倒しています。
このようなモチベーションに変化がないことはメリットしかありません。
- 毎日確実に進歩がある
- ムラがないので効率的
といった、コンスタントな成果がメリットになります。
つまり、僕のようにモチベーションを維持、変化させないことは志望校合格に重要だと言えるのです。
ですが、ほとんどの受験生はこれができません。
なので、モチベーションを維持することができれば、あなたはほかの受験生との間に大きな差を作ることができるのです。
やる気関係なく毎日勉強する
モチベーションを維持するために必要なことは発想の逆転です。
毎日勉強するためにモチベーションを維持するのではなく、毎日勉強してモチベーションを維持するんです。
この「学生必見!勉強のやる気が出ない時にやる気を出すポイント2つ」で説明している「やり始めればやる気が出る」ことと同じで、「毎日勉強していればモチベーションが維持される」んですよね。
毎日勉強するって言っても、そもそもモチベーション低かったら勉強できないよ
あなたは今こう考えているかもしれません。
僕も実際高3の春休みは同じことを思ってました。
ですが、その時の塾の先生との会話で僕の考えが180度変わったんですよね。
時間にすると5分にも満たない短い会話でしたが、僕は雷のような衝撃を受けました。
その時の会話がきっかけで僕は毎日勉強するようになったんです。
あなたにもその会話を紹介します。
春休みに入り、受験を意識し始めたある日のことです。
ちゃそ君も受験生になったね
受験生になりますけど、やる気でなくてなかなか勉強できないっすわ
ちゃそ君、それは違うよ。
やる気があってもなくても毎日勉強するのが受験生なんだよ
会話としてはこれだけです。
この時先生が言った、
『やる気があってもなくても毎日勉強するのが受験生』
この言葉を聞いた時、僕の意識は完全に変わりました。
受験生の仕事は毎日勉強すること、やる気なんて関係ない。
合格するためには毎日勉強しなくちゃいけないんだ!
こんな風に考えた僕はその日から毎日勉強するようにしました。
- 高校の文化祭があった日
- 学校で模試があった日
- 定期テスト最終日
- 模試で合計150点ぐらい下がった日
普通の受験生なら勉強しないような日であっても勉強。
そうやって毎日勉強することだけは守るようにしたんですよね。
その結果、分かることが徐々に増え、成績も上がり、無事国公立大学に合格することができました。
やる気があってもなくても勉強するのが受験生というマインドセットを持つことでモチベーションを自動的に維持することが可能です。
このマインドセットを持っておけば、あなたも毎日勉強することが当たり前になります。
毎日勉強するためにやること
やる気があってもなくても毎日勉強するのが受験生というマインドセットを持ったとしても、毎日勉強することは最初はなかなかできることではありません。
そこで、ここでは僕が実際にやっていた、生徒に教えている毎日勉強する方法をお教えします。
この方法を実践すれば、あなたも毎日勉強する事ができますよ。
毎日自習室に行く
僕は高3の受験生時代は毎日自習室に行くようにしていました。
これは単純に家だと勉強をさぼっちゃうからですね。
「成績を上げたければまずは環境を整えよう!」でも説明していますが、環境ってめちゃくちゃ重要で、勉強できない環境で勉強するのは不可能なんですよ。
なので、僕は毎日自習室に行って、勉強できる環境、勉強せざるを得ない環境を作っていました。
でも、私塾行ってないし・・・
こう思っていても心配はありません。勉強できる環境ならぶっちゃけどこに行ってもいいと思います。
例えば、
- 図書館
- スタバなどのカフェ
- 学校の空き教室
など、どこでもいいです。
大事なのは、勉強せざるを得ない場所に毎日行くことです。
ノルマを決めて友達と勝負
友達とノルマを決めて勉強時間で勝負もやっていました。
今はスマホアプリで、勉強時間を共有することもできます。
これを使って友達と勝負していました。
来週一週間で勉強時間勝負しようぜ
こんな感じで勝負を吹っ掛けていました。
この友達との勝負のメリットとしては
- 負けたくないので自然と勉強時間が増える
- 隙間時間も有効活用するようになる
- 勝ち負けが決まって楽しい
といった感じですね。
隙間時間をかき集めないと勝負に勝つのは不可能ですし、もし負けたとしても悔しくてもっと勉強したくなるので、勝敗にかかわらずメリットしかありません。
もし、勝負できるような友達がいないなら
あの人よりも長く自習室で勉強するぞ!
と、塾などの人で勝手に目標を決めてしまえばいいです。
いうなれば、勝手に勝負しちゃうわけです。
この勝手に勝負でも友達と勝負しているときと同じようなメリットが出てくるので、おすすめです。
結構楽しいですよ。
僕は友達が勝負に乗ってこない時はこの勝手に勝負を繰り返してました(笑)
毎日授業を受ける
僕は映像授業の塾と個別指導の塾の両方に通っていたのですが、毎日必ずどちらかの授業は受けるようにしていました。
毎日自習室に行くのと同じ理由ですが、勉強せざるを得ない状況を作ってたんですよね。
授業が毎日あるので、その授業の予習復習を毎日ちゃんとやらないと授業についていけなくなってしまう。
なので、授業の予習と復習だけでも十分な学習量になります。
勿論宿題も出ますから、その分も考えると学習量はかなり増えることになるんですよね。
これを利用して毎日勉強していました。
また、そもそも自習室に行く気にならない時にもこれは効果的です。
なぜなら、授業を受けるためには塾に行かないといけないからです。
塾に行くことさえできてしまえば、
せっかく塾に来たんだし、自習もしていくか
と、自習室に行くハードルがぐっと下がります。
これを利用して、毎日自習室に行くのも簡単にできるようになります。
まとめ
この記事のポイントをまとめると次の様になります。
- モチベーションを維持できれば最強の武器になる
- 毎日勉強することでモチベーションを自動的に維持する
- 毎日自習室に行く、友達と勝負する、毎日授業を受ける、この3つで毎日勉強できる
あなたも発想を逆転して、毎日勉強することでモチベーションを維持していこう!
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