成績が上がる!超効率的勉強計画の正しい立て方

勉強計画 勉強法
あなた
成績を上げたいけど勉強の計画の立て方が分からない

こんな風に悩んだことはありませんか?

成績を上げ、志望校に合格するためには計画を立てることは必要不可欠です。

今回は現役の塾講師の僕が、

受験生に対して実際に教えて、実行している超効率的な勉強計画の立て方

について説明していきます。

計画を立てるときに意識すべきポイントをしっかり押さえておけば、難しくありません。

この記事を読んで正しい計画を立て、成績を上げていきましょう!

この記事のポイントは次の通りです!

POINT
  • 計画がなければ成果は出ない
  • 計画を立てる時のステップは3つだけ
  • キーワードは逆算と分割
ちゃそ
正しく計画を立てて成績をガンガン上げちゃおう!

計画の重要性

計画を立てることは成績を上げるうえで非常に重要です。

成績に限らず、成果を出そうとするなら、計画を立てることは非常に重要です。

オリンピック2連覇の羽生結弦選手もオリンピックに向けて計画をしっかりと立てていました。

  • 怪我の回復はいつぐらいになるか
  • オリンピック本番にピークを持ってくるためにはいつから練習を始めればいいのか

羽生選手はこの様なことを考えて綿密に計画を立てた結果、オリンピック2連覇という快挙を成し遂げたのです。
同じように箱根駅伝連覇中の青山学院大学の陸上部も箱根駅伝に向けてしっかり計画を立てていました。

僕も何か成果を出したいときにはしっかりと計画を立てています。

例えば

  • 生徒の成績を上げたいとき
  • 生徒を志望校に合格させるとき
  • 試験勉強をするとき

などですね。

計画を立てずに成果を出すのは不可能と言ってもいいでしょう。

僕は恐ろしくて計画を立てずに何かに臨むことはできません。
確実に失敗することが分かっているからです

ペンペン
そうは言っても計画を立てるのって結構難しいんだけど
ちゃそ
大丈夫!ちょっとしたポイントを押さえれば計画は簡単に立てられるようになるよ!

適当に考えても計画を立てることは全くできません。

ですが、ちゃんと成果が出るような超効率的な計画を立てるためにはちょっとしたポイントがあるのです。

このポイントを押さえれば初めて計画を立てる場合でも問題なく計画を立てることができます

計画を立てるときのポイント3つ

押さえるべきポイントはたったの3つです。

しかもどれも難しいことではありません。

以下の3つのポイントを意識して計画を立ててみてください。

  1. 現在の自分の状況を正確に把握する
  2. 最終目標までの期間を正確に把握する
  3. 長期、中期、短期の三段階に分ける

それぞれについてこれから説明していきます。

現在の自分の状況を正確に把握する

1つ目のポイントは

自分の現状を正確に把握すること

です。

自分の現状と目標の差を把握しないことには計画を立てることはできません。
なので、最初に状況を正確に把握しましょう。

ここでは、自分を偽ることなく、状況を見ましょう

できること、できないことを整理していくわけですが、ここで見栄を張ってはいけません。

正直にできないことはできないと認めてしまいましょう

ここで、見栄を張ってしまうと後から計画を大きく修正しなけばなりません。
そうなると二度手間になり、時間が無駄になってしまいます。

例えば、

あなた
数学は基本問題は出来てるから応用問題、過去問からやっていこう

こんな風に考えて、実際に応用問題や過去問をやってみたとします。

ところが、全く問題が分からず、結局は基本の見直しから始めなければならない・・・

こういうことは結構よくある話です。

僕は全く同じことが物理でありました。

結局基本的な問題からやり直すことになり、時間をだいぶロスしてしまいました。

こうならないためにも自分の現状を正直に見て、できないことを探すことが重要です。

現状を見ているとやらなければならないこと、できないことが多くなってしまい、気がめいってしまうかもしれません。

しかし、それらを一つ一つクリアしていくために計画を立てるのですから、気にしてはいけません。
メンタルを強く持ちましょう。

現状を把握した後は

目標との差を考えてやらなければならないこと

を整理しましょう。

これも自分の現状の整理の一つになります.

何をどの程度やらなければならないのかを整理するのです。

ここも正直にいきましょう。見栄は張りません。

目標との差を埋めていかないと合格すること、成績を上げることは不可能です。

ここで見えを張るとできないことの時と同じように大幅な時間のロスに繋がってしまいます。

たとえ偏差値を15上げないといけないような結果になったとしても、自分の現状のかさ増しはNGですよ。

偏差値15の差を埋めるための計画をこれから立てていくんですから。

やらなければならないことを整理できたら次の段階に移ります。

ちゃそ
決して見えを張らずに自分と向き合うこと、これが1番重要なことだよ!

最終目標までの期間を正確に把握する

2つ目にやることは

最終目標までの期間を正確に把握すること

です。

最終目標は人によって違いますから、その期間も人によって違います。

  • 点数アップが目標なら、数か月程度
  • 志望校合格なら、数年単位の期間

その期間を把握していないことには話になりません。

後で「日数が足りない!」となっても修正はできませんからね。

正確に、何日程度の期間があるのかを把握しなければなりません。

そして、その期間は思っていたよりもすぐに過ぎてしまうことを忘れないでください。

かなりの期間があると自分では考えていてもすぐに期間は過ぎていきます。

受験生の夏なんかがそうですね。

夏休みの最初の方は無限に時間があるような気がしますが、結構あっという間に夏休みは終わります。

あなた
夏休み全然勉強できなかった・・・模試やばい

こんな風に思うことの無いように過ごして行かなければなりません。

僕が見てきた生徒の中にもこういう生徒はいました。

こうなった生徒は志望校を下げるか、浪人するのがほとんどでした。

なので、自分に残された時間を把握し、有効活用していくことが重要です。

ちゃそ
限られた時間を最大限に活用しなければならないということを忘れないでね!

長期、中期、短期の三段階に分ける

3つ目のポイントは

計画を長期、中期、短期の三段階に分ける

ことです。

つまり、計画を3つの計画に分割します。

計画を立てるときの基本はマクロからミクロへ、つまり大きな視点から細かい視点へです。

いきなり細かい計画を立てると全体としての帳尻が合いません。

なので、まずは大きい計画を立てて流れを決め、そこから細かい計画を立てていきましょう。

イメージとしては何処かに行くの道順を考える時と同じです。

まずは大きな視点で目的地へのおおざっぱな行き方(交通手段や方角など)を決めます。

その後に細かく「どの道を通るか」や「何を目印にして曲がるか」などを考えていきますよね。

最初に細かい道順を決めても目的地には辿り着くことはできませんよね。

勉強の計画も全く同じだと思ってください。

長期計画

長期計画はその名の通り最も長い期間の計画です

受験なら合格までの計画のことです。
定期テストの点数アップなら定期テスト当日までの計画になります。

ここの計画で中継ポイントのようなものを決めます。

駅伝やリレーでランナーが変わるような地点と言うとイメージしやすいでしょうか。

受験なら模試をこのポイントに決めます。

定期テストなら二週間ぐらいの間隔で決めるといいかと思います。

そして、各模試などで、最終目標を達成するために必要な目標点を定めます。
五月の模試で何点、夏の模試で何点といった感じです。
ここは目標の修正にかかわるポイントにもなるので、確実に設定してください。

ここで設定したチェックポイントで、目標の達成状況を確認し、その状況によって計画を修正します。

達成できていれば計画はそのまま、達成できなければ最終目標の調整、もしくはその後の計画を最終目標を達成できるように調整する、といった感じです。

中期計画

次に中期の計画を考えます。

中期の計画は先ほど決めた各中継ポイントまでの計画です。

中継ポイントの目標点を達成するために、計画を立てていきましょう。
中期の計画は受験であれば数か月単位の計画になっていると思います。

ここでは具体的にどの教材を使ってどこをどのくらいやるのかまで決めてしまいましょう。

もちろん自分が合格とするクオリティまでしっかりと決めてください。

ただやるだけでは何も効果は出ません。

どのレベルでできていなければならないかまでしっかりと考えてください。

例えば、数学の問題をただ解けるようになるではなく、一瞬で解法の流れが分かるようになるまでやるといった感じです。

中期計画の段階でかなりやることが明確になってくるんです。

そうやって中期の計画を立てたら今度は短期の計画を立てます。

短期計画

短期の計画は基本的にその日1日分の計画です。

そうでなくても最長でも1週間の計画にしてください。

この短期の計画では、中期計画で決めたことから考えて、今日は何をすべきかを考えて計画してください。

中期目標で何の教材でどこをどの程度やるのかは決めているのでそんなに苦労はしないと思います。

中期計画で決めたやるべきことを1日単位、1週間単位に分割するだけです。

例えば、中期計画で、1ヶ月で数学のワーク30ページを問題を見た瞬間に解法が思いつくまで解くことに決めたとします。

短期計画ではこれを1日単位に分割します。

つまり今日1日は1ページだけやればいいことになります。

こんな感じで短期計画を決めていけばいいので、
短期計画は結構すぐに立てることができるはずです。

また、その日やることを整理する方法としてToDoリストというものがあります。

やることリストと思ってもらっても大丈夫です。

これを使うと漏れなく短期の計画を実行していくことができます。

細かいToDoリストの活用方法はToDoリストの効果的な使い方をお読みください。

あとはひたすら実行していくだけです!

まとめ

今回は計画の立て方を説明してきました。

短期計画から立ててしまう人が多いですが、それでは成果は出ません。

大事なのは逆算と分割です。

最終目標から逆算し、長期、中期、短期と分割してから
計画を立てていくことで綿密な計画を立てることができます!

ちゃそ
逆算と分割を使って勉強の計画を立てていこう!

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