あなたもこんな風に思ったことはありませんか?
僕も集中が長続きせず、思った通りに勉強が進まなかった経験が結構あります。
これはやる気があるかないかと言うよりも集中する方法を知っているかどうかの問題です。
そこでこの記事では現役塾講師兼理系大学生の僕が
一瞬で集中し、集中した状態を長続きさせる方法をお教えします!
この記事のポイントは次の通りです。
- 勉強、試験では集中することが必要不可欠
- 環境を整えれば集中はできる
- どこでも集中するためには意識をコントロールする
- 意識のイメージを作れば一瞬で集中できる
集中することの必要性
集中して勉強できたかどうかで、勉強の質が全く違います。
集中して勉強を行わなければ、
- 勉強した内容が定着しない
- 非常に長い時間をかけないと宿題などの課題が終わらない
などのデメリットが発生します。
さらに、試験中でも集中していなければ、
- ケアレスミスが増える
- 時間内に問題が解き終わらない
といったことが起こり、失点につながります。
なので、勉強、試験では集中することが必要不可欠です。
やる気と集中は別物
もちろんやる気はあるのにこしたことはありませんが、やる気と集中とでは役割が違います。
イメージとしては
- やる気は最初の一歩を踏み出すこと
- 集中は目的地に向かって歩き続けること
といった感じです。
最初の一歩を踏み出したとしても、歩き続けなければ目的地にはつきませんよね。
そもそも、やる気の出し方に悩んでいる方は「学生必見!勉強のやる気が出ない時にやる気を出すポイント2つ」をご覧ください。
集中できる環境を作る
集中するためには、自分が集中しやすい環境を作ることが1番手っ取り早いです。
環境を作ることについては「成績を上げたければまずは環境を整えよう!」で詳しく説明しているので、それを読んで欲しいのですが、少し詳しく説明します。
集中できる環境を作ることの例としては
- 好きな音楽をかける
- 勉強する場所を変える
などがあると思います。
好きな音楽をかける
好きな音楽をかけることは
- 好きな音楽を聴いて気分を高め勉強に集中する
- モーツァルトなどのクラシックを聴いて気持ちを落ちつかせ、記憶力を高める
といったことを狙って行うものです。
人間は無音では逆に集中できないので、その点でも音楽をかけるのは有効な手段といえます。
勉強する場所を変える
勉強する場所を変えるのは
となることが多いからです。
なので、カフェや図書館に行くことによって、そういった誘惑を断ち切り、勉強せざるを得ない状況になるので、集中できるようになります。
また、カフェでは無音ではなく適度な雑音があるため、人間が集中しやすい環境になっています。
それに対して、図書館では基本的には無音の環境ができあがります。
静かな方が集中できると言う人は図書館に行って勉強するのが向いているでしょう。
環境に頼らず集中する方法を身に着ける必要性
集中できる環境を作ることは手っ取り早い方法です。
しかし、いつも自分が集中できる環境で勉強できるとは限りません。
例えば、試験会場は基本的には無音の空間ですが、音楽がないと集中できない人にとってはそれは集中できない環境になってしまいます。
カフェで勉強する人にとっても同じです。
そうなれば集中できる環境を作ることができず、試験は思うように解けません。
また、静かな環境が好きな人であったとしても、試験会場でイレギュラーな出来事があればその環境も崩れてしまいます。
例えば、隣の席の人が激しく貧乏ゆすりをしていたとします。
その音や振動が気になってしまうと、集中できず思うように試験を解くことができなくなるでしょう。
集中できる環境を作ることができないのは、試験に限った話ではありません。
普段カフェに行って勉強していたとします。
カフェが満席のときに
などと考えていたのでは非常に効率が悪いですよね。
なので、周りの環境に左右されることなく集中する方法を身に付けることが勉強においては大切になります。
意識をコントロールすれば一瞬で集中できる
これから環境に頼らず一瞬で集中する具体的な方法について説明していきます。
環境に頼らず集中するために必要なのは
意識をコントロールすること
です。
集中するかしないかというのは、結局自分の意識の問題です。
なので、意識を自由自在にコントロールすれば集中することが容易になります。
そうは言っても、意識は最初からコントロールできるわけではありません。
意識は目に見えないのでコントロールすることが非常に難しいのです。
人間目に見えない物をコントロールすることは苦手ですからね。
そこで、意識をコントロールするためにイメージの助けを借りましょう。
具体的な物で意識のイメージを作る
具体的な物をコントロールし、自分の意識をコントロールしやすくしていきます。
イメージは一瞬で完成するので、即集中できる状態になります。
また、作ったイメージを持ち続けるだけで、集中した状態をキープし続けることも可能です。
例として、実際に僕がやっている方法を紹介します。
僕はいつも意識を自分の目の前に広がる布とイメージしています。
目の前に半透明のカーテンが広がっていると言うと分かりやすいかもしれません。
- 意識の布を通して見ている部分が自分の意識を向けているところ
- 意識の布を通さない部分は意識を向けていないところ
こんな風に考えます。
勉強に集中したければこの意識の布を勉強に関係するところ、つまりは教科書やノートにだけ向けるようにすれば集中することができます。
どうやってノートや教科書だけにこの布を向けていくかというと、目の前に広がる布をノートや教科書に向けて押していきます。
ぴんと張ったカーテンを指で押すと押した部分だけとがりますよね。
そのイメージでとがった部分をノートや教科書に向けていきます。
意識の布は固定されていないので、ノートに向かってどんどん絞られていきます。
絞ってとがった先の部分が自分が1番意識を向けているところ、つまりは集中しているところになります。
これで集中するイメージは完成です。
とがっている部分に自分の意識が集中しているので他の部分は目に入りません。
スマホや漫画は自分の意識が向ていない部分に入るので、気にしなくてすみます。
後はとがっている部分をスライドするだけで、集中した状態をキープできます。
こうやって僕は意識を布にイメージし、絞っていくことで意図的に集中状態を作っています。
イメージするのは何でもいい
僕は意識を布にイメージしていますが、自分に合ったイメージなら何でもいいです。
何でもいいですが、何に集中しているかが分かりやすいものの方がいいと思います。
具体的には、
- とがっているもの
- とがらせることができるもの
このどちらかだとベストです。
僕のイメージは布なので、とがらせることができる物ですね。
とがっている物としては意識をペンとして、ペン先が集中している部分のイメージなどもいいでしょう。
あなたにとってイメージしやすいものは何かを色々探ってみてください。
あなたにとってピッタリなイメージが完成した時、
自由自在にいつでもどこでも集中する能力を手に入れられますよ。
まとめ
この記事のポイントは次の通りです。
- 勉強、試験には集中が必要不可欠
- 環境を整えれば集中はできる
- どこでも集中するためには意識をコントロールする
- 意識のイメージを作れば一瞬で集中できる
自分なりのイメージを作ることで一瞬で集中し、勉強の効率を劇的に向上させることができます!
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