センター試験で時間が足りないときの対処法教えます

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あなた
あなた

センター試験の問題を解いていても、時間が全然足りなくて解き終わらない!

こんなことを考えていたりしませんか?

センター試験の時間が足りないのはあなただけではありません。

今回の記事ではセンター試験時間が足りないあなたへ向けて、塾講師として多くの高3生を見て来た僕が

センター試験を時間内に解き切ることができない時の対策の方法を教えます!

僕が考えた対策を実行するだけで

  • 時間内にセンター試験を解き切る
  • 点数を大きく上げる

こういう効果が生徒に現れました。

この記事で、その方法をあなたに伝授します!

誰にでもできることなので、実行してみてくださいね。

この記事のポイントは次の通りです。

POINT
  • 事前に時間配分を決めてしまう
  • 自分の採点結果を言い訳せずに分析する
ちゃそ
ちゃそ

センター試験を時間内に解ききれるように解説していくよ!

時間が足りないセンター試験

ほとんどの高3生が受験するセンター試験。
時間内に解き切ることは正直難しいですよね。

あなた
あなた

英語は長文が多く出るし、数学なんて計算量が多すぎる

そう思っている人が多いのではないでしょうか?

僕も現役の時はなかなかすべて解き切ることはできませんでした。

英語は大問最後1つはほとんど勘で埋めちゃってました。
数学も最後まで解き切ることができた方が少なかったぐらいです。

なので、センターの点数はひどいときで半分以下の正答率でした。

このときは、周りの友達に8割以上の点数取ると言っていたので、めちゃくちゃ恥ずかしかったですね。

塾講師を始めて、高3生を指導するようになりました。
指導する時に、生徒の成績を確認しながら模試の感触や解き方を聞いているとだんだん成績がいい生徒の傾向が分かってきたんですよね。

  • センターの点数が高い生徒は時間内にきっちりと問題を解き切っている
  • 点数が上がらない生徒は時間内に解き切ることができていなかった

こんな傾向が見えてきました。

時間内に解き切ることができないとなかなか模試の点数が上がらない

これが、僕の実体験と塾講師として生徒を見てきた僕の結論です。

しかし、現役の塾講師の僕が自分の時の反省も踏まえて考えた、たった2つのことを実行していくだけで、生徒が時間内にセンター試験の問題を解き切り、点数を上げることができました。

これからその具体的な方法をあなたにお教えします。

時間内に解き切るために行う2つのこと

その二つのことはとっても簡単です。
少し意識すれば誰でもできることです。

それは

  • 事前に時間配分を完璧に決める
  • 自分の採点結果を言い訳せずに分析する

この二つです。もしかしたらもう実行している人もいるかもしれません。
大事なのはこの二つを高い質で行うことです。

それぞれを詳しく説明していきます。

事前に時間配分を完璧に決める

まず行うのは「事前に時間配分を完璧に決める」ことです。

ここで大事なのは完璧に決めるということです。

僕が見てきた生徒でセンター試験の点数が悪い生徒は、必ず時間配分を決めていませんでした。
完全になんとなくで時間配分を決めていたんです。

なんとなくで時間配分を決めているので、試験中に時計を見ません。
試験中に時計を見ていないので、残り時間に気づいた時にはもうリカバリーする時間がなくなっています。

これでは時間内に問題を解ききることなど不可能です。

そこで、完璧に細かく決めていくことにより、試験中に自分が順調に問題を解けているのか、そうでないのかが分かるようになります。

具体的には、大問1つが終わるごとに時計を見るように指示しています。

時間配分はあらかじめ決めていますから、その大問が終わった段階で

  • 予定からどれくらい遅れているのか
  • 逆にどれぐらい余裕があるのか
  • プラン通りに進めているのか

が分かるようになります。

その結果、時間内に解ききることが難しそうになっても、早い段階でリカバリーでき、全体としての失点を抑えることができるのです.

今までは

あなた
あなた

これから最後の大問だ!残り時間が5分しかない!?やばい!!

となっていたかもしれませんが、時間配分を決めて大問ごとに時計を見ることで、

あなた
あなた

あと大問2つか。予定より5分遅れているから、分からないものはとりあえずマークだけしてどんどん進んでいこう!

と考えることができるようになり、結果的にすべての問題を解き切ることができるようになります。

具体的な時間配分は英語なら

大問1は5分、大問2は10分、大問3は15分・・・

といった感じです。
これをどの科目でも決めていきます。

そして、必ず5分以上時間が余るように時間を決めておきます。

なぜなら、模試や本番では無意識の内にいつもより慎重に読んでしまい、自分がかかっていると思った時間よりも時間がたっていることがよくあります。

僕もセンター試験の直前期には10分短い時間で英語を解いていました.

しかし、本番では自分でも気づかないうちに、ゆっくりと英文を読んでしまい、時間ギリギリになってしまったんです。

また、センター試験で最も注意しなければいけないことはマークミスです。

作っておいた5分間でマークミスがないか確認することで、無駄な失点を防ぐこともできるようになります。

なので、時間設定は短めにしておくべきです。

自分の採点結果を言い訳せずに分析する

時間配分を完璧に決めていっても、最初の内はなかなか実行するのは難しいかもしれません。

そこで大事になってくるのは、

自分の採点結果を言い訳せずに分析する

です。

今までも自分の採点結果の分析を行ってきたと思います。
大事なのは言い訳せずに行うことです。

今までセンター模試の結果を見て、点数が悪かった時に

あなた
あなた

点数が悪かったのは時間がなかったせいだ。時間があればもっと点数がとれたのに

こんな風に考えたことはありませんか?

僕自身もそうでしたが、センター試験の成績が悪い生徒は全員模試の振り返りを行うと必ずこの分析をします。

あなた
あなた

時間が足りないから点数が悪いんだ、もっと早く解こう

この様な分析からもう一歩踏み込んで分析できるかどうかが今後の成績を左右します。

ここで終わってしまえばただの言い訳でしかありません。
そんなことをしていても成績は上がりません。
実際僕の成績はこの分析をしていた間はまったく上がりませんでした。

では。成績を上げるためにはここからどんなことを考えればいいのでしょうか?

それは時間があれば本当に点が取れたのかです。

意外にもこれを考えている人はほとんどいません。

「時間さえかければ解く実力があるのかどうか」ということから目を背けている人が多いです。

人間自分が出来ないことに向き合いのに大きなストレスを感じますからね。
ですが、自分が出来ること出来ないことの境界を知ることは非常に重要です。

自分が出来ないことを確認し、出来ることを増やしていく。

地道な作業ですが、これが一番成績アップに繋がります。

なので、まずは自分は何が出来て何が出来ないのかを確認しましょう

言い換えれば、自分のレベル、位置を確認するんです。

レベル1ならどんなに戦い方を工夫したとしても、魔王には勝てず、世界を救うことはできませんよね。

その時にやることはレベル上げですよ。

レベルを上げて魔王に勝てるようなレベル60とかになってから魔王に戦いを挑む。

センター試験も一緒です。

時間をかけても解けなければ時間配分以前の問題です。
そこで早く解く方法を練習しても根本的な改善は全くできません。
だってレベル1では魔王に勝てませんから。

その場合やることは、まず時間をかければ点を取れる実力をつけることです。
つまりはレベル上げですね。

  • 英単語はしっかり覚えているか
  • 公式は覚えていて自在に使えるか
  • 用語の説明はちゃんとできるか

こういうことを1つ1つクリアして、レベルを上げていきましょう。

そうすれば、作戦を考える段階まで進むことができます。
レベル1では魔王に勝てませんが、レベル60になれば後は作戦をしっかり決めれば魔王に勝てるようになっているのと同じですよ。

「時間があれば解ききる実力が自分にはあるのか」をしっかりと意識して、自分のレベルを確認できる分析を行うだけで分析の質は劇的に上がります。

高3の時間がない中では分析の質で合否が変わると言っても過言ではありません。

これはセンター試験だけでなく、2次試験、定期テストにも言えることです。
分析の質にこだわるだけで大きな成果を引き起こすことができるのです。

まとめ

センター試験の時間が足りない時はこの記事で説明した

  • 事前に時間配分を完璧に決める
  • 自分の採点結果を言い訳せずに分析する

この2つを高い質で実行してみてくださいね

一回ではうまくいかないかもしれませんが、回を重ねるごとにできるようになっていきます。

分析の質を上げることを絶対に忘れないでください。

大事なことはあなたが継続していくことです。大丈夫です。
あなたなら絶対にできます。必ず結果はついてきます。

ちゃそ
ちゃそ

センター試験を時間内に解き切って、合格を手繰り寄せましょう!

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